【職場の教養】郷に入れば、郷に従う。
おはようございます。
昨日はすごくいいことがありました。
一昨年の7月から、現在の就労支援事業所で正社員として働くようになってからずっと、自分の定年は62歳だと思って過ごしてきました。
年金をもらう65歳までの3年間、どうしよう……と不安だったのですが、昨日、代表の方から、
「うちの定年は68歳ですよ」
そうお聞きしたのです。ホッとするような、力が抜けていくような安堵感のあと、68歳まで健康管理に気をつけないとと改めて思いました。
今日の『職場の教養』は、「郷に入る」というお話。
読み終わった瞬間、「やっぱり、そうやよね、そうやよね」と自分の考えを後押ししていただいたようで、うれしくなりました。
今、私が働く就労移行支援・就労A型事業所では、10代20代の利用者さんが12人、働いています。母体がレストランなので、お仕事を直接、キッチンのスタッフから教えていただくこともあります。
そんななか、つい先日、キッチンスタッフがお肉を鉄板の上でひっくり返すのに、
「ヘラのほうがやりやすいですよ」
そう教えてくださったのに、キャストさん(利用者さん)が、
「僕はトングのほうがいいです」
と自分の意見を通されたそうです。
お肉が焦げて鉄板にくっつく場合もあるので、ヘラのほうが断然、きれいにひっくり返るそうです。
キッチンスタッフのほうが、経験も知識も豊富です。
そこは、「はい、わかりました」と素直に聞くほうが伸びるのになと私などは思うわけです。
けれど、一方で、自分の考え方は古いのかな。主張ができるようになったということは、自信がついてきたからこそで、成長過程なのかなと思ったり。
キッチンスタッフは、「彼は彼のままでいいですよ。何事も失敗したり経験したりして覚えていくといいと思います」とおっしゃってくださるので、そのままでいいのかなと思ったり。
いやいや、ほかの職場に行った場合、「はい」と素直な人が可愛がられるので、伝えたほうがいいのかなという気がしたり。
答えがわからないまま過ごしていたので、『職場の教養』に書かれていたことは、ストンと腑に落ちました。
これまで、求人広告の取材で、たくさんの企業を訪れた際、求める人物をお聞きすると、多くの経営者さんや採用担当者さんがおっしゃったのは、
「真っ白な人。素直な人」
という言葉。技術はあとから、いくらでもついてくるということもおっしゃっていました。
何でもかんでも、はいと言うのがいいというのではないですが、自分の考えは一度脇に置き、まずは素直に受けてみること。そのほうが教えるほうも教えられるほうも気持ちがいいこと。伝えてみようかなと思います。
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