【『職場の教養』を読んで】結果は天にまかせる。
おはようございます。
いよいよ、大阪に3度目の緊急事態宣言が発令されるのではということで、私が働く事業所でも対策を始めています。
発令されないに越したことはないのですが、倫理では「準備が9割」ということを教わりました。
いざというときに慌てないよう、準備を整えたいと思います。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「悲しみ過ぎず喜び過ぎず」です。
倫理を学ぶ以前の私は自分の感情をコントロールすることができず、まるで舵の壊れた船に乗り、荒れ狂う海を流されているような感覚でした。
わんわん泣いたり、激しく怒ったり、将来を不安に思ったり、他人に対して腹立たしく思ったり。
感情に振り回されていた気がします。
それが、倫理法人会に入会し、いろいろな方のご講話をお聞きするうち、少しずつ変化が表れました。
一代で社長になられた方、親の跡を継いで社長になられた方など、さまざまですが、ほとんどの方が大きな困難にぶつかり、それを乗り越えてこられているのです。
「自分だったら、乗り越えられないなぁ」
「私の経験なんて、苦労のうちに入らないなぁ」
「小さなことで、へこたれている場合じゃないなぁ」
ご講話をお聞きしていると、いくつも気づきをいただくことができ、よしっ、自分も頑張ろう!と勇気をいただけます。
講話のなかで、よくおっしゃっているのが、「結果を天にまかせる」ということです。
良いも悪いも、人間の領分ではないと。
うまくいった場合も喜び過ぎず、うぬぼれないというのも、なるほどと納得し、謙虚な気持ちが生まれてきました。
一時の結果にとらわれず、そのままを受けとめる。
このことを理解するのに、倫理を学び始めてから、私は2年近くかかりました。
今は波のない静かな大海原を進んでいくように、とても心おだやかです。
「倫理」って何だろう?と聞かれたら、私は「学問」だと答えます。
人生の終わりまで学び続けても、学び足りないかもしれませんが、きっと、生きることが楽になり、楽しくなる気がしています。