【『職場の教養』を読んで】伝え方が大切。
おはようございます。
今朝もかなり冷えますが、まだ、コートは着ずにスーツのジャケットだけで自宅を出ました。
今週末には、衣替えをしないと……と考えています。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「温泉での出合い」です。
旅館の露天風呂に虫が浮いていたため、クレームを入れようとしたDさんが、ほのぼのした立て札を見て、自分の器の小ささに苦笑してしまったエピソードが紹介されていました。
立て札の文章が可愛らしい表現だったというのが素晴らしいですね。
これが、「虫が浮くのは仕方がないので、ご了承ください」というような文章だと、かえってムッとしてしまうかもしれません。
立て札などの文章でも、言い方でもそうですが、すべては伝え方だなぁと深く考えさせられました。
自分に置きかえると、昨日の職場のミーティングでは、助言も指摘もすべてを受け入れることができず、自分が責められている気がして、ずっと言い返すことを繰り返していました。
そうすると、相手も言い返してくるので、まったく噛み合わなくなります。
あそこで自分が、「本当に、本当に。次から気をつけます」と言っていれば、相手の気も済んだことでしょう。
自宅に帰って、娘たちに話をすると、
「ママ、昔からそういうとこあるで!」と。
子どもたちの私への評価は、生まれてからずっと蓄積されているのだと思うと、恐ろしくなりました。
倫理では、「澄みきった、張りきった心」を保ちましょうと学んでいます。
今こそ、この倫理を活かすときなのだと改めて感じました。
同じことを伝えるにしても、相手がふっと笑えるような、心が軽くなるような伝え方を心がけたいと思います。