【『職場の教養』を読んで】食事はコミュニケーション。
おはようございます。
今日は歯科の定期検診に来ましたが、11時半の予約だったのを11時と勘違いして、早く着いてしまいました。
受付の方に言われ、一瞬、
「しまった! あと30分、自宅でゆっくりできれば、仕事がひとつ片付いたのに……」
そんな思いが横切りましたが、すぐに、考えが変わりました。
パソコンがなくても、30分でできることがありそう。
たまには、ゆっくりする時間もいいのでは。
そして、「そうだ! ブログを書こう」となりました。
普段、あっという間に過ぎる30分という時間がとても貴重に感じられます。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「鍋を囲む」です。
毎年、元旦は「和食さと」というお店に行き、両親と妹夫婦と甥っ子、わがやの家族で鍋を囲みます。
うどんすきをして、最後は雑炊。
いろいろな魚介類が入り、温まります。
ところが、です。今年は25歳の長女がほとんど、鍋に手を付けませんでした。
コロナウイルスが流行っているので、気分が乗らなかったということは、帰ってから聞きました。
来年のお正月は、一人ひとりお膳を注文するほうがいいのかなぁとも思うのですが、うどんすきは両親がとても楽しみにしています。
「もう、海老はいけるんじゃない?」
「野菜もいっぱい食べや」
「マロニー、取ってあげよか」
「おうどん、おかわり頼もうか」
「雑炊ができたよ」
何気ない会話に、心が温まります。
私が小学生や中学生の頃、かけてもらった言葉と同じことを、母は今、孫にかけているのです。
一人でお膳をいただくのとは違い、まわりの人の食事のペースや食事の量、好き嫌いなどもわかる鍋は、コミュニケーションが図れる最高の環境だなと思います。
来年のお正月には、コロナも落ち着くかもしれません。
両親が元気なうちは、ずっとお正月の鍋料理は続けたいと思います。