【『職場の教養』を読んで】じっくりと聴く。
おはようございます。
昨夜は大阪都島区倫理法人会主催のナイトセミナーに参加しました。
講師を務められたのは、宮田運輸の宮田社長。
運送会社での点呼は、アルコールチェックなど事務的な内容が主流。
そんななか、宮田運輸さんはお子さんが描いたイラスト入りタンブラーに、挽きたてのコーヒーを入れて、運転士さんたちにお渡ししているそうです。
心がだいじと仰っる宮田社長のお話は、心を揺さぶる場面が何度もありました。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「自分を見つめ直す」です。
「自分の経験を基に伝えるばかりじゃ部下には響かないよね」という言葉は、私にも思い当たる節があり、ギクッとしました。
実は、最近、利用者さんの悩みをお聞きしていた際、自分の経験から色々な話をしたのですが、まったく響かなかったのです。
表情は曇ったまま。私としては、「いくつも引き出しがあるぞ」と思っていたのに……と途方に暮れました。
けれど、今日の『職場の教養』を読み、自分ばかり話していたことを反省させられました。
会話の間が空くと、自分から話してしまいがちですが、もう少し待ったほうがよかったのだと。
相手は聞きたいのではなく、聞いてほしいのだと。
届けようとするより、引き出すことが大切なのだと気づいた今日。
これからは、じっくりと聴くことに専念したいと思います。