【『職場の教養』を読んで】希少性。
こんばんは。
今朝は、大東市倫理法人会の経営者モーニングセミナーに、ZOOMで参加しました。
昨年の3月から、新型コロナウイルスの影響で、他単会のモーニングセミナーに参加できなくなりました。
けれど、ZOOMなら参加できます。
自単会だけだと、週1回しか参加できませんが、他単会のモーニングセミナーにZOOMで参加すれば、3倍、4倍、5倍の講話を拝聴できます。
これは、学びも深まり、お得だなぁと感じています。
さて、今日の『職場の教養』のタイトルは、「購入の決め手」です。
画廊を訪れた際、版画のエディション・ナンバーが購入の決め手になったお話が紹介されていました。
以前、私は絵を販売するお仕事をしていたことがあります。
ギャラリーをお借りしたり、趣味のお店に絵を置かせていただいたりしましたが、絵はまったく売れません。
リーマンショックの前は、「ここにある絵をみんな、ちょうだい」というお客様がおられたり、できあがった絵を持っていけば、1枚20万円、30万円という価格で買ってくださる方がおられたのですが、2年前に販売していたときは、ポストカードさえ売れませんでした。
そのとき、ある経営者の方に言われたのが、「絵は、誰が描いているのかが大切なんですよ」ということです。
描き手によって、価値が決まる。
なるほど……と思いました。
絵本の場合、作品を好きになるのもありますが、作家さんのファンだから買うということのほうが大きい気がします。
絵も誰が描いているか、やはり「人」が問われるのですね。
よく考えると、世の中の仕組みは、絵だけでなく、すべて「人」なのかもしれません。
人が価値を生み出すのだなぁと感じます。
版画のエディション・ナンバーのように、希少性のあるものを作ることができれば、人を集めることができるということに改めて気づかされました。
自分自身の仕事に活かしていきたいと思います。