【『職場の教養』を読んで】誤字・脱字の恐ろしさ。
おはようございます。
昨夜はしっかり雨が降ったようで、今朝はマンションの廊下もまだ濡れたままでした。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「文章チェック」です。見た瞬間、「あらま!」と思いました。まさに、日々、大変さを直面しているからです。
20歳の頃から文章を書くお仕事をしていますが、若い頃は誤字・脱字が多くて、ずいぶん、上司に叱られました。
広告のラフを作って上司に見せに行くと、「おっ! このコピー、いいね〜」
と誉められ、舞い上がるほどうれしくなるのですが、次の瞬間、誤字が一つでも見つかると、
「どうなってるんだー!」
雷が落ち、慌てて自分のデスクに逃げ帰るということもありました。
少しずつ、上司に信頼していただけるようになるにはかなり時間がかかりましたが、積み上げても積み上げても、信用を失うのは一瞬だなぁとむなしさを感じていた若い頃の自分。
いま、タイムマシンがあり、その頃の自分に会いに行けるなら、こう言うでしょう。
「落ち着きなさい」と。
慌てて、上司に見せに行く前に、ゆっくり見返せば、誤字・脱字は発見できたはずです。
怒鳴られた経験はいやな記憶として残っていましたが、今では誤字・脱字の大切さを教えていただいた上司に感謝しています。