【『職場の教養』を読んで】1年の締めくくり。
おはようございます。
今日は今年最後の古紙回収日でした。
両手にダンボールの束を持ち、マンションの階段を降りていたところ、階段に座ってタバコを吸っている女性がおられました。
「おはようございます」と挨拶を交わしましたが、一向に動かれる様子がありません。
「すみません」と言いながら通り過ごそうとしたとき、
「いってらっしゃい」
温かな声が返ってきました。
「ありがとうございます」と答えると、
「忙しそうですね」と。
「ゴミがたくさんあって……」
思わず、会話が続きました。
彼女のコミュニケーション力、すごいなぁと。世の中の人が彼女のようにさりげない言葉がけができれば、もっと温かな社会になるだろうなぁと、朝から感心させられた次第です。
さて、今日の『職場の教養』のタイトルは、「感謝を形に表わす」です。
これまでの人生で、「ありがとう」と言えば、感謝が伝わると思っていたのですが、最近、どうやら、それだけでは気持ちの半分も伝わらないことに気づきました。
それは、「ありがとう」という言葉が挨拶のようにしか伝わっていないせいかもしれません。
「感謝しています」という言葉を伝えて初めて、思いが届く場合もあります。
今年1年を振り返ると、感謝を伝えないといけないのは、毎日、食事の準備と洗濯、長女の送り迎えをしてくれる長女です。
改めて、感謝の気持ちを伝えたいと思います。