【『職場の教養』を読んで】間違って使っていた言葉
おはようございます。
今朝は駅のホームに立っていても、じっとりとした暑さを感じます。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「お陰さま」です。
人の助けを受けたとき、「お陰さまで……」という言葉を使うという文章を読んで、ハッとしました。
子どもたちが志望校に合格したとき、自分自身が賞をいただいたとき、書籍が出版できたとき、知人から「おめでとうございます」という言葉をいただいて、「お陰さまで……」と答えたことが何度かありました。
けれど、そのときの私は、自分の頑張りに対して、謙遜して使う言葉が「お陰さま」だと思っていたのです。
お恥ずかしい限りですが、そんなところにも傲慢さやおごりが出ていたのだなぁと思います。
「感謝」が足りない人生を送ってきたことに、最近、ようやく気づくことができました。
「純粋倫理」では、「物を大切にする」ということを学びますが、1本のボールペンさえ、多くの方のお陰で自分の手もとに届いていること、原料はすべて自然からもたらされたものだという今日の文章を読んで、改めて、その真意を実感できました。
「おかげ、おかげのげで暮らせ」という言葉を聞いたことがありますが、これからは感謝を忘れず、謙虚に生きていきたいと思います。