【『職場の教養』を読んで】できることはある。
おはようございます。
今日の大阪は風が強く、桜の花びらがすごい勢いで目の前を通り抜けていきました。
花びらの掃除が大変だという話も聞きますが、地面が桜色に染まるのは、やはりきれいだなぁと感じます。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「震災の記憶」です。
今だ、東北を訪れたことがなく、東北に知り合いのいない私は、東日本大震災をどこか遠くで起きたことのように思っていました。自分には何もてきないのではないかとも感じていたのです。
それが、「もしかすると、自分にもできることがあるかもしれない」と思えるようになったのは、1本の映画のおかげです。
先日、中央公会堂で上映された『ひとりじゃない』。
震災で妻と娘を亡くした男性は「生きる意味が見いだせない」と感じていましたが、自転車で旅をする女の子と出会い、少しずつ元気を取り戻していきます。
実は、私自身、娘が3人いながらも、生きていくのは大変だなぁと思うことがあります。
将来のことを考えると不安になることもしばしばです。
家族がいても、そうした気持ちになるのですから、震災で家族を失った方はどれほどつらい思いにさいなまれておられるのだろうと、胸が苦しくなります。
自分には何もできない、何の力もないと感じていましたが、映画を見て、「もしかすると、自分にもできることがあるのでは?」という思いが湧いてきました。
絵本の文章や児童文学、ブログやエッセイで、心が温かくなったり、元気や勇気が湧いてきたり、大笑いできたりするものが創れるのではないかという気がしました。
今はまだまだ手探りですが、たった一人でも励ますことができるよう、作品を創り続けたいと思います。