【『職場の教養』を読んで】異なる感性を受け入れる。
こんばんは。
私が働く就労支援事業所は、今日が仕事始めとなります。
元気に通所してくれるだろうか。
明るい表情だろうか。
休み中に心配ごとはなかっただろうか。
一人ひとりの顔が浮かび、朝は楽しみなような、落ち着かないような、複雑な気持ちでした。
昨年末はバタバタと忙しい日が続きましたが……、今年はゆっくりと利用者さんのペースに合わせながら、居心地のいい場所、楽しく過ごせる場所をつくっていきたいと思います。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「餅を味わう旅」です。
お雑煮の味が地域によって違う話が紹介されていました。
今から30年近く前、結婚してすぐの女友だちから、ご主人と大げんかをしたと電話がかかってきたことがあります。
原因は、お正月のお雑煮をすまし汁にしたところ、ご主人から「こんなのは雑煮じゃない」と言われ、けんかになったというのです。
友人が住む神戸は、すまし汁だそうですが、大阪生まれのご主人のご実家は白味噌仕立て。
同じ関西でも、神戸と大阪でこんなに違うんだと驚きました。
ちがう文化を受け入れるのは大変なことですが、私にも思い当たる節があります。
若い方の慣習を受け入れるのが苦手です。
例えば、朝、出勤してからお化粧をしていたり、朝ごはんがわりのクッキーを食べていたり。
仕事中に、You Tubeを見ていたり。
床の上にしゃがみこんで、ものを食べていたり。
利用者さんなら声をかけますが、スタッフになると、口には出さないものの、受け入れられない自分がいます。
それが、今日の『職場の教養』で、おせちのことを思い出し、もしかすると、同じことかも……と思うことができました。
これからは新しい価値観もどんどん受け入れられるキャパシティを持ちたいと思います。