【『職場の教養』を読んで】素直さ、謙虚さを忘れずに。
おはようございます。
今朝、ニュースを見ていると、小池百合子都知事が新型コロナウイルスの3回目のワクチンを接種されているニュースが流れていました。
ワクチンを接種する際、名前と生年月日を聞かれた都知事。
「みんなの前で?」と恥ずかしそうにされていましたが、年齢を計算すると、私より16歳も年上だということがわかり、驚きました。
体のラインがわかるスーツにヒールもかっこよく履きこなされている都知事。
私もまだまだ頑張らないと!と、朝から勇気をいただきました。
今日の『職場の教養』のタイトルは、「教えを乞う」です。
冒頭の「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉と久しぶりに出会い、ドキッとしました。
実は昨日、思い当たることがありました。
私が働く就労事業所はフランス料理店かま母体になっています。
月曜に食材が届くのですが、何をどこに片付ければいいのか、よくわかりません。
お休みのスタッフさんに連絡するのは申し訳ないかなぁと、冷凍は冷凍庫へ、冷蔵は冷蔵庫へとりあえず片付けました。
けれど、実は連絡するのを遠慮した気持ち半分、残りの半分は聞く勇気がなかったのです。
「そんなことも知らないの?」
「業界では常識だよ」
「いつも見てたんじゃないの」
そんなことを言われるのがイヤだったのかもしれません。
まさに、今日の『職場の教養』の記事のTさんと同じだと痛感しました。
何かわからないことが出てくると、
「今まで生きてきた業界とちがう場所で働くのは大変だな」
「私、この職業に向いていないのかな」
と後ろ向きになることが多々ありました。
けれど、それが私の心のクセだということに今朝、気づきました。
変なプライドやこだわりを捨て、素直に謙虚に聞けばいいのです。
新しいことにチャレンジしているのだから、わからないのは当たり前。聞いて覚えていけばいいのです。
これはきっと、いくつになっても同じなのでしょう。
70代80代になっても、素直さと謙虚さを忘れず、学び続けていきたいと思います。